8月18日の夢
BGMがキャラメルダンセンだったことだけ覚えている。
8月22日の夢
『千と千尋の神隠し』とかああいった種類の民俗っぽさの、縦に細長い駅ビルでひたすらに釜めし弁当を探し求めていた。丸いおひつに入った、蓋を開けると磯の香りの湯気が立ち上って大きなホタテが三つ乗っかっているというものだという。その駅にはみやげ物屋さんや駅弁を置いてあるキヲスクがないらしく、飲食店でないとその釜めし弁当は買うことができない。しかしどの店もぴったりとドアを閉め切っていて、外から中の様子をうかがうことは出来なかった。営業はしているようで客のものらしき声が聞こえてくるけれど、私は入れずに駅ビルをうろついていた。
8月23日の夢
朝のそのそと布団から這いずり出て、朝ごはんを作りそして食べ、歯を磨き顔を洗い着替えて、申し訳程度の化粧をする。起床から通勤までの流れを、何ひとつ変わったことのない日常の一部の夢だった。本当に目を覚ましてから、つまり夢と同じ行動をしなければならないのでとても変な気分だった。
電気とかガスとか水道とかネットとか保険とか年金とか家賃とか食費とか税金とか、もう全部を日割り計算にしてしまって、何もせずに冷凍保存されたみたいにだんまりしていた日はお金を取らないシステムになればいいのにな。最小のコストと最小のエネルギーと最小の資源で私は幸せになれる。