2011/10/25

人形の家の屋根を取っ払う

10月25日の夢

ものすごく狭い土地を利用した建物は横ではなく縦にスペースを、つまり階数を増やすと思うのだけど、3~4階くらいあるだろう細長い家に私はいた。いつかテレビで紹介されていたデザイナーズマンションのような、モダンで小洒落ていて、白とベージュを基調とした明るい印象の内装だった。上下の階をつなぐのは階段ではなく梯子になっていて、1階より上はフロアというより立派なロフトといったほうが近い。それぞれの階の壁にはめ込まれた小窓からは午後の日射しが柔らかく射し込んでいて、昼寝には最高だと思った。その建物の変わっているのは、ありったけの布に遮られて天井が見えないことだった。オーガニックな生成りらしい大判の布地が天井や最上階に取り付けられていて、それらが風で煽られて天井が隠されているという具合だった。その建物のいちばん上の階には何があるのか私は知らないし、また知ってはいけないような気がしていた。