2011/11/07

グレープフルーツの皮を枕元に

11月7日の夢

中学校の食堂だった。長方形のテーブルがいくつも繋げられた、学校でなければありえないような妙な強制力を持ったものの配置は記憶通りだった。私の卒業した中学校の食堂の壁というのが、床から天井近くまでの相当な面積が窓なのであって、これまた相当な面積のレースカーテンを引っさげている。夏の蒸し暑い日などは窓を全開にするのでぶわあぶわあとレースがうるさいなかで給食を食べるのだった。
この食堂に現在の年齢の同級生たちが集まり、めいめいに腰掛けて作業に没頭している。みな工芸品らしいものを作っていて、木彫りの人形であったり、ロウのかたまりをいじくっている者がいて手元をやたらにてらてらさせていたり、針金と和紙を組み合わせて何やら作っていたり、とにかくてんでばらばらだった。外は大雨だった。私はお気に入りのしましまのソックスを履いているのだけど、これがぐっしょりと濡れていて踏み込むたびにズックの中からじんわり水分が染み出てくる。私はこのことをたいそう気に病んでいて、しかしテーブルに足元が隠されて誰にも気付かれないことに安堵していた。肝心の自分は何を作っていたのかは覚えていない。