いま住んでいるアパートには鍵というものがなく、ドアに備え付けられたテンキーに暗証番号をピロリロ打ち込む方式だ。この夢のなかでは何がどうなって保険証と指紋認証でもって施錠するという状況になった。保険証は磁気式のカードキーの要領で通し、インターホンの真上のディスプレイに人差し指をピットリ触れさすことで住人として認証されるという具合だった。保険証のあとに指紋認証をするのだけど、ここに何らかの原因でタイムラグが生じるとサイレンが鳴ってしまい急かされるのだった。
そしてアパートの隣が何故か地元のトンネルとドライブインになっていて、そのトンネル内の壁にドアがいくつも並んでいた。トンネルは山をぶち抜いて作られるものなので山の大きさのぶんだけスペースがあるということでもある。トンネル周りの山のなかに空洞を生み出すことででシェルター風のアパートを作り、トンネルの壁を玄関にしたらしい。しかも月々3000円だというのでたいそう羨ましがっていた。